受験に失敗してしまった…。すごくショック。なんだか辛すぎてしにたくなる。こんな状態で、もう何にもする気が起きない…。
これはそんな方に向けた記事です。
こんにちは、アオイソラです。
まずは、大変な受験、お疲れ様でした。
そして、結果が思ったようにならなかったことは、残念で、今現在、とても辛い気持ちなのだとお察しします。
本当に、お疲れ様です。
そんな状態の時に、次に進むためのやる気なんて到底起きないのかもしれません。
今回は、そんな方向けに、通常のメンタルに戻すための3ステップをご紹介致します。
- 【ステップ1】たくさん食べて、たくさん寝る
- 【ステップ2】しんどくない程度に運動する
- 【ステップ3】そもそも落ち込む必要があるのかどうか、改めて考えてみよう
ステップ1と2は、よく言われる話かもしれません。
ステップ3については、私の体験をお話しします。
新しい考え方を得るきっかけになれば幸いです。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
目次
受験に落ちたせいでやる気がでない…でもこのステップを踏めば大丈夫。立ち直れます
【ステップ1】たくさん食べて、たくさん寝る
正直、落ち込む時は本当に落ち込みますよね。
受験で落ちたことが原因で、何もかもやる気をなくしてしまう…というのは、当たり前の感情だと思います。
その学校が本命で、本気で行きたかったのなら、なおさらです。
落ち込むに決まっています。
人生終わったな…っていうぐらい落ち込むと思うんです。
そういう時には、無理してすぐに立ち直ろうとしないでくださいね。
立ち直るのには時間がかかると思っておくぐらいがちょうどいいと思います。
「すぐには立ち直れない」という前提のうえで、
一杯食べて、一杯寝ましょう。
食べて寝るってだけ…?
どうせやる気がしないんだったら、ちゃんと栄養をとって、ちゃんと寝ておいたほうが、建設的な生き方ですよ。
それに、やる気がしない時にいくら勉強したって、勉強内容が頭に入ってこないですし、やる気がでないから、勉強もはかどらないです。
それなら、一杯食べて、一杯寝たほうがよっぽどいいんです。
とりあえず、時間の許す限り、しばらくは、
一杯食べて、一杯寝る
これを数日繰り返してみてください。
少しずつではありますが、メンタルは回復されていきますから。
【ステップ2】しんどくない程度に運動する
先ほど、
一杯食べて、一杯寝る
というお話しをしました。
それで少しずつ元気になっていったら、次は運動をしてみましょう。
えー、一番やる気が出ない。しかも、受験に落ちたんだよ。ジョギングとかそういう話でしょ? 知っている人に出会いたくないよ。
その気持ちも分かるんですけど、でも、あなたは別に、何か悪いことをしたわけではないんですよ。
そうだけど…。なんか、堂々とできないし、それに、受験に失敗したことについて、何か傷つくことを言われたら辛いし…。
それについては、「悔しさ」についての記事をご覧になってみてください。
もし、受験に落ちたことについて、誰かに何か言われて、悔しかったり、嫌な思いをしたりしても、その感情はあなたの生きるエネルギーになります。
あなたは精一杯頑張ったんです。
結果として受験はうまくいかなかったのかもしれません、今の時点において。
今の時点において、ですよ?
(※これについては、次の項でご説明しますね)
話を元に戻します。
食事と睡眠が十分にとれるようになったら、次は運動です。
周りの目を気にせずに、あなたのペースで、ちょっとでもいいから外を走ってみましょう。
これ、絶対に気分がスッキリするので、本当におすすめです。
はっきり言って、他人の目なんか、どうでもよくなりますから。
体を動かすと、特にランニングのような有酸素運動をすると、確実に気分が上がります。
走る前と走った後とでは、心の軽さが全然違います。
なので、「受験に落ちた」ということをまだひきずっていてもいいので、とにかく、ちょっとでもいいから走ってみてください。
スッキリしますよ。
【ステップ3】そもそも落ち込む必要があるのかどうか、改めて考えてみよう
一杯食べて、一杯寝て、そして運動をすること。
ここまでやってみたら、最初の時よりは心が軽くなっているはずです。
確かに。
んー、でも、落ち込んでいるのはやっぱり変わらないわ。
そうですか。
そりゃあそうですよね。
それだけ、あなたが受験勉強をがんばってきたという証ですよね。
ここで、もうひとつお話しをさせてください。
「落ち込むこと自体が間違っている可能性がある」という話です。
いや、間違ってはないよ。だって実際に落ち込んだんだから。
ここで、私の体験談をお聞きください。
※内容が内容なので、フィクションをまじえています。
これは私の高校受験の時の話です。
私と同じ高校を受けた人は、同級生のなかで、私を含めて9人いました。
9人中、合格したのは、8人でした。
1人だけ、残念ながら落ちてしまった人がいました。
クラスは違えど、時々ですが話をする間柄でした。
その彼が、落ちてしまいました。
彼とは同じ高校に行って、もっと仲良くなれる気がしていただけに、すごく残念な気持ちでした。
しかも彼は、塾に通っていて、本当に勉強ができた子だったのです。
それなのに…。
*
そして、高校に進学して、しばらくぶりにその彼と出会う機会がありました。
その時に言われたのです。
「俺はすごく悔しかったよ。俺は塾に通っていて落ちて、でもお前は、塾にも行ってないのに受かってって思って。うらやましいわ」
そんなことを思っていたのか…、と私は思いました。
なに、自分は受かっているんだからいいじゃん!何の話?
話には続きがあります。最後まで読んでみてください。
かたや、私の高校生活はどうだったのか、という話をします。
最初にお伝えしておくと、私の高校生活は、今から考えても、真っ暗でどん底でした。
- 学校の成績はどんなにがんばっても良くならなかった
- 友達はいなかった
- 部活をしたら楽しく過ごせるかというとそうでもなかった
- 軽いいじめにあっていた
思い出す限りで、こんな感じでした。
上の階から、下にいる私に向かって、ツバを落とされたこともありました。
これが、他人から見た「うらやましい」の実態です。
全然、うらやましくもなんともないでしょう。
私は、高校受験にはなんとか受かりましたが、受かったことで、大変な目にあっていたのです。
私にはこの経験があるので、その後も、誰かをうらやましいと思った時は、一歩引いて物事を見つめ直すようにしています。
うらやましいと思っても、実際のところはどうか分からないのです。
わー…。そっか…。
受験に合格したからといって、それが成功かどうかは、本人にしかわからないのです。
受験に落ちたからといって、それが失敗かどうかはわからないのです。
むしろ、受験に落ちたほうがよかったかもしれない場合だってあるのです。
そう考えると、受験に落ちたことを必要以上に気にする必要はないし、落ち込むこと自体が、なんだか無駄なような気がしてきませんか?
もちろん、落ち込んで、その「悔しい」という気持ちをエネルギーに変えることができれば、それは無駄ではなくなります。
人間万事塞翁が馬、ということわざがあるように、人生はどこで何があるかわからないものです。
私自身、そう思って、社会人になった今でも、焦らずにくさらずに、日々生きております。
そうやって生きていたら、時々良いことが起きるんですよ。
だから、これを読んで下さっているあなたにも、きっと良いことはこれからたくさん起きるはずです。
焦らずに、ボチボチと頑張っていきましょうよ。
まとめ:受験に落ちたせいでやる気がでない、しにたい、ショック…でも大丈夫
それでは、おさらいです。
- 【ステップ1】たくさん食べて、たくさん寝る
- 【ステップ2】しんどくない程度に運動する
- 【ステップ3】そもそも落ち込む必要があるのかどうか、改めて考えてみよう
今回の話のメインは、ステップ3の「そもそも落ち込む必要があるのかどうか、改めて考えてみよう」という部分です。
この考え方は、大人になっても、よく使っています。
正直、うまくいかないことなんて山ほどあります。
うまくいかないことが標準なんだと思っておけば、うまくいかなくても、なんとも思いません。
まあ、なかなか完全にその境地には達していないんですけどね。
受験に失敗した、落ちたからといって、人生すべて投げやりになる必要はないです。
「人生どんづまりだ!」って思っていても、本当に、意外となんとかなるものです。
あと、これは別記事で書いた話ですが、長期的な視点を持つことができれば、目の前の失敗でひどく傷つくということはなくなります。
長期的な視点をもつようにしてみてください。
そうしたら、今よりももっと生きやすくなりますよ。
この記事がみなさんの心を少しでも救えますように。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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