学校を卒業してから、当時の担任の先生と連絡を取るってどうなんですか?どんな感じですか?
こんにちは、アオイソラです。
私の場合は、高校の先生を除いて、当時の担任の先生と連絡を取ったり、再会したりしたことがあります。
あ、私の場合、高校時代があまりにも辛すぎたので、先生と連絡を取りたいと思えないんですね、ごめんなさい(汗)
下記、色々思い出しながら書いてみました。
体験談の一つとして、「ふうん、そういう感じのこともあるんだな」ぐらいな感じで読んで頂ければ嬉しいです。
目次
学校の先生と卒業後に連絡を取った時や再会した時の体験談
小学校の先生と中学卒業後に出会った時の話
この話を読んで頂くにあたっては、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです…↓
この時の出来事は、私のその後の人生にかなり大きな影響を及ぼしたと思っています。
その後、人の顔色ばかりうかがってしまうような子供に育ってしまいました。
その後、私がどんな風に大人になっていったのかについては、私のプロフィールをご覧ください。
人って、その記憶があまりにもひどすぎると、今度は無意識に忘れようとするんですよね。
小学校を卒業し、中学校に進学し、中学校でいろいろある中で、私は、小学校の時の嫌な記憶をなかったことのように振る舞っていました。
ただ、何かの拍子に、思い出すんですよね。
いわゆる、トラウマってやつです。
さて、高校受験で、なんとか、まがりなりに進学校に合格した私は、同級生の何人かと、「小学校の先生に挨拶に行こう」という話になりました。
今から思うと、ちょっと舞い上がっていたかもしれません。
「がんばって勉強して、進学校を受験して、合格したんだ!堂々としたらいい!」
そんな思いでいました。
高校受験に合格したことを報告して、ほめてもらいたかった。
これが本音でした。
3人くらいで、小学校に行ったのを憶えています。
私たちは職員室の横の別室に通されました。
「あ…、ここは、先生が私に『○○と○○のことは許さない』って言ったところだ…」
そんな思い出が一瞬よぎりましたが、頭の中は、トラウマをすぐにかき消すようにできているようです。
私たちは、先生が出してくださったコーヒーに呼ばれました。
高校の合格の話を聞いた先生は、「おめでとう!」と言ってくださいました。
もちろん、そう言われて嬉しかった…と思います。
そこからの私の記憶は、でも、「心が晴れた!」というようなものではありませんでした。
あれだけ怒っていた先生が、いくら「おめでとう!」と言ってくれても、私の中では、妙にすっきりしない思いがありました。
先生にもっと認めてもらいたかった
「あの時、許さないなんて言ってごめんね」と、言ってもらいたかった
中学を卒業したばかりの私には、まだそこまでの自己分析ができていませんでした。
なので、モヤモヤしたまま、小学校を後にしたのでした。
小学校の時に担任だった○○先生へ。
先生、お元気にされているでしょうか?本当は私は、先生とゆっくりお話しがしたいのですが、もしかすると先生は、それを拒むかもしれないですよね。
私は、あの件以降、やたらと人の顔色を窺うようになってしまいました。正直なところ、私はそれを人のせいにして生きてきました。ただ、先生を責めるつもりはありません。(以前はそうではなかったです。小学校の時のあの出来事がなければ、私はもっと明るく生きていけたのではないか、と思うことは、過去に何度もありました)
きっと、先生は先生で、「あの時に傷つけられた」と思っているかもしれません。先生の中では、守りたい心の部分があったからこそ、あの時あれほど怒ったのですよね。
今の私は、もう、自分の人生を誰かのせいにするのが辛いため、「すべて自分のせいなんだ」と割り切るようにしています。いつまでも被害者意識のままで生きていたら、それこそ、自分が辛くなるだけですから。
先生は今、どんな心境でおられるでしょうか。
私は、先生が心穏やかに過ごしておられることを願っています。
中学校の先生と卒業後に連絡を取った時の話
中学校の先生と卒業後に連絡をとったのは、私が24才ぐらいの時のことでした。
暗い話ばかりになりますが、その頃、私は2社目を休職していました。
休職して、これからどうしようかと思っていた時期でした。
今思うと恥ずかしい話ではありますが、その頃は本気で、
「小説を書こう!新人賞をとろう!」
と意気込んでいました。
書いていくうちにテンションが上がり、ある時急に、中学校の先生を思い出しました。
というのも、作家になろう、と私に思わせるような出来事が、中学3年生の時にあったからです。
それは、学校の定期的に発行する冊子用に、学校祭を終えての作文を書かされた時のことでした。
その時、私は、用意もしていなかったのに、言葉がすらすらと浮かんできて、作文を一気に書き終えたのでした。
そして、1か月ほどしたある日、私のその作文が、代表で冊子に掲載されたことを、担任の先生から聞きました。
あんな風に一気に書いた作文が、生徒を代表して掲載されるなんて、もしかして…!
え?才能あるのかも?
と、思ってしまったのですね…。
そんな経緯がありました。
24才になって、
「小説を書こう!新人賞をとろう!」
と思ってしまったのには、そういう体験を一度してしまったからなのです。
さて、前置きはこのくらいにしておいて。
私は、自分が今、作家を目指して頑張っていることを、中学校の先生に伝えたくなりました。
休職期間中です。
便箋3枚くらいに、自分の今の思いを書いて、先生に郵便で送りました。
住所は、卒業アルバムの後ろに載っていたんですね。
今はそういうことは、個人情報の関係でないでしょうね。
そしたら、それから1か月くらいしてから、先生からお返事を頂いたのです。
お忙しい中、お返事を書いてくださったんだろうなと、今は、そのことにすごく感謝の気持ちで一杯です。
先生は、私が作家を目指していることを、応援してくださいました。
「反対されなかった、よかった…」
そんな思いで、お手紙を読んでいましたね。
その頃の私は、ここではあまり詳しく書けないのですが、精神科に通院していて、心が不安定でした。
ここでもし、先生に反対などされていたら、気持ちが追いつめられていたに違いありません。
きっと先生は、私がどんな決断を出したとしても、「がんばってね」と言ってくださったと思います。
だからこそ、手紙を出して、背中を押してもらいたかったのだと思います。
先生にもよりますが、学校の先生って、基本的にはすごく有難い存在だなと思うのです。
私を3年間、生徒に受け持ってくださった○○先生へ。
学生の時の私に対しても、卒業してからの私に対しても、どんな状態の私であっても全面的に受け止めてくださって、本当に有難うございました。
この声は先生には届きませんが、私は今でも、先生に感謝しています。
大学の先生と卒業後に出会った時の話
最後の話は、大学卒業後に、当時のゼミの先生とお会いした話です。
出会おうと思ったのは、ほんの軽い気持ち。
なんとなく、またお会いしたいな、と思ったことがきっかけです。
当時のゼミ生2人と連絡を取り合い、先生にも連絡を取り、居酒屋の前で待ち合わせをしました。
居酒屋で何を話したか憶えていないのですが…。
楽しく過ごした、ということだけは憶えています。
先生は、私に対して、特別何かを言うことはなかったですね。
心の距離があったような気もします。
小学校や中学校、あるいは高校の先生とは違って、大学の先生って、どこか社会人よりなところがあるというか、また別個の存在なんですよね。
先生、というよりも、どこか孤高の存在、というか。
残念ながらその後は、もう連絡を取っていません。
引き続き仲良くしているゼミ生も、中にはいるのかもしれませんが。
大学の○○先生へ。
先生、お元気にされておりますか?先生は、もうあの大学にはおられないということ、風の知らせでお聞きしました。先生にも色々なご事情があったのでしょうね。今でも元気にされていることを願っています。
まとめ:学校の先生と卒業後に連絡を取った時や再会する時は(おすすめギフトのご紹介)
というわけで、小学校、中学校、大学、それぞれの学校を卒業してから先生と連絡を取ってみた時の話をしてきました。
ここまで書いてきて思ったのは、あくまで私の場合ですが、
卒業した学校の先生に会いたくなる時はいつも、
私は認められたいと思っていた
ということです。
大学の先生にお会いした時も、エピソードには書きませんでしたが、当時の私は紹介予定派遣として働いていました。
「この期間を乗り越えれば正社員になれる、そんな自分は頑張っている!そんな自分を励ましてほしい!認めてほしい!」
そう思っていたように思います。
繰り返しますが、これはあくまで私の場合です。
あと、こんなことにも気づかされました。
「認めて欲しい」という思いは、小学校のあの出来事からスタートしているのかな、と思いましたが、そうではなかった、ということ。
私は、先生以前に、両親に認めてほしかったのです。
こんな風にさかのぼっていくと、自分の家庭環境のことで思い出すことはたくさんあります。
母親に手紙を出したことも思い出しました。
それはほんの数年前です。
先生だけではなく、親という存在も、誰にとっても大きな存在です。
その大きな存在との和解がなければ、前に進めないんじゃないかと、つくづく思います。
自分の人生で起きることを、先生のせい、親のせいにしていると、いつまで経っても、問題の根本は解決しないままです。
しばらく会えていない学校の先生や、あるいは離れて暮らす両親へ向けて、久しぶりに連絡をとってみたり、手紙を書いてみたりするのは、自分を癒して前に進む、良いきっかけになると思います。
誰かに手紙を書くと、それが結果的に、自分を見つめ直すことにつながり、心がすっきりするんですよね。
長々と書いてきましたが、私の先生との再会についての体験談は以上になります。
今度、誰か先生にお会いする時には、こういうギフトを片手に持っていきたいです。
私の場合は、当時はまだそこまでの配慮がなかったです。
自分が認めてほしいとばかり、考えていたからでしょう。
「認めて認めて」ばかりでは、相手との関係はうまくいかないと思います。
書きながら耳の痛い話です…。
人と人との関係は、やっぱり、思いやりが大事で、お互い様、という気持ちが大切なのだと思います。
そうした時に、ちょっとしたプレゼントをこちらから差し出せば、先生のほうも気持ちがほぐれて、心を開いてくれると思います。
学校の先生と久しぶりにお会いするようなことがあったら、ぜひ、ちょっとした手土産として、上記のような名入れギフトなんかを持っていってみてください。
きっと喜んでくれるはずです。
これから先、そんな素敵な再会があるといいなと願っています。私にも、あなたにも…。
ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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