学校に行きたくないなって感じる時は、だいたいいつも人間関係が原因なんです。人間関係がうまくいけば、学校生活もうまくいくと思うので、その改善策を教えてください。
こんな悩みを持った学生向けの記事です。
こんにちは、アオイソラです。
…うーん、これはなかなか手ごわい悩みですね!
正直なところ、社会人になっても、この人間関係の悩みがついてまわるんですよね。
私の場合は、30代後半になって、やっと自分なりの人とのつき合い方ができるようになりました。
今回は、そんな私が、「こうしたら人間関係がうまくいくこともあるよ」というのをご紹介します。
学生の人間関係ということで、改善方法は以下の3種類に分類して解説してみました。
- 友達との関係
- 先生との関係
- 親子関係
では、先に要点だけお伝えしておきます。
<友達関係の改善方法>
- 関係がこじれたら、「その友達と一緒にいて、今まで居心地がよかったのかどうか」を考えよう
- 腹が立ったら、いっそのこと友達とケンカをしてもいい
- 特に仲が悪くなったわけではないのなら、会話をするのは時々にしておく
- いじめられている場合は、その芽を早く摘み取ってしまおう
<先生との関係の改善方法>
- 優等生の子が先生とどう接しているかを見て、真似をしてみる
- 自分が自分らしくありつつ、間違いを指摘されたら素直に聞き入れる
<親子関係の改善方法>
- 親の期待という荷物は、おろしてしまってかまわない
- 親の言うことは話半分に聞いて、聞き流す
皆様にとって、一番ベストな改善方法が見つかり、良い人間関係が築けますように。
目次
【友達関係の改善方法】学校に行きたくない中学生へ
人間関係のなかでも、友達との人間関係で悩んでいる人が多いと思うので、こちらを最初にお届けします。
関係がこじれたら、「その友達と一緒にいて、今まで居心地がよかったのかどうか」を考えよう
まずは、人間関係がこじれたその友達との関係が、今までよかったのかどうかを見直してみましょう。
え、仲を元に戻すことをまず考えるのではないんですか?
いえ、まずは、その友達との関係を疑ってみましょう。
なぜなら、もしかするとその友達との関係は、なんとなくつながっていただけの関係だったかもしれないからです。
具体例として、参考までに私の体験談をお聞きください。
あれは中学一年。
夏休みが終わろうとしていた時でした。
私は、同級生数名と一緒に公園で遊んでいました。
遊び終わったその日の帰り道、私はM君と二人になり、自転車で帰っていました。
最初に私の方が家に着いたのですが、その時、M君が、
「なあ、宿題見せて。貸してくれたら、今度返すから」
と、私の家の前で言ってきたのです。
なんとなく、私は宿題をM君に貸すのが嫌だと思いました。
「それは見せられない」
とっさに、私はそう言っていました。
M君は、いらだった様子。
「くそっ!」と一言言い残して、自転車のペダルをガンッと蹴って、去っていってしまいました。
悪いことしたかな…。
友達をなくしたかな…。
家に入ってからの私は、しばらくそんな風に思って、モヤモヤしていたのを憶えています。
でも、時を経た今は、冷静に状況の分析ができます。
公園でM君と遊んでいたのは、他の子も一緒にいたから遊べただけ。
M君と、特別仲が良かったわけではないのです。
M君と二人だけで遊んだこともありません。
そんな友達関係なのに、「宿題を見せて」「宿題を貸して」というのは、ただのパシリ。
もし、あの時に宿題を見せていたら、その後、毎回のように宿題を見せないといけなくなっていたと思うのです。
つまり、M君との友達関係は、その程度のものだったということです。
ちなみに、その友達と離れたからといって、そのことが原因で困った、ということにはなりませんでした。
むしろ、離れているほうが気持ちが落ち着きました。
友達関係と一言で言っても、合う合わないはあると思うのです。
合わないなら、無理に合わせたり、無理に一緒にいたりする必要はないということです。
腹が立ったら、いっそのこと友達とケンカをしてもいい
これは、この記事を書いていて、ふと思い出した改善策です。
それは、
本当に頭に来たら、友達と言い合いのケンカをしましょう。
ケンカをすると、ケンカしてからの一か月間くらいは気まずいものです。
しかし、しばらく時が経つと、お互い、気心が知れてきます。
そうすると、ケンカした友達とはその後、お互いに良い距離感で接することができるのです。
また私の体験談ですが、これは現代にはあまりそぐわない体験となっております。ですが、私の意図しているところが伝わればといいなと思うので、お話ししますね。
これは私が中学三年の、冬の時期でした。
高校受験が迫っていた頃ですね。
場所は教室にて、先生不在の自習時間でした。
何の要件だったかは忘れましたが、私は離れた席の人のところへ、何かを渡しに行ったのだと思います。
その渡し物を終えて、自分の席に戻ろうとした時でした。
クラスの、悪ガキグループの一人が、私の行く手を阻もうとしたのです。
その時、私はなんでか分かりませんでしたが、ものすごく頭に来たんです。
気がつけば、手が出るケンカをしてしまっていました。
ケンカはすぐに終わりましたが、お互い、ほっぺたに軽い傷を負いました。
その時は、嫌な気持ちにしかなりませんでしたね。
手の甲に、相手の頬を殴った時の変な感触が残ってしまったからです。
さすがに、手を出したら駄目なのだな、というのはこの時に学びました。
(※これはマネしないでくださいね)
それから一か月後くらいでしょうか。
たまたま、私とそのケンカをした相手が、教室で二人っきりになってしまったのです。
さすがに、少し気まずかったですね(笑)
ですが、さすがにまたケンカをしたりはしません(笑)
たわいもないことを二言くらい話した気がします。
それで、そのたわいない会話で、ちょっと笑い合いました。
その時に思ったんです。
「ああ、一回ケンカしておくと、別に仲良くはないけど、変な連帯感が生まれるんだな」って。
一度ぶつかった相手とは、またぶつかろうとはしないものです。
一回ケンカをしておくと、あとから案外、良い人間関係を築けるのではないか、という話でした。
繰り返しますが、殴り合いはダメですよ!昔と今とでは、法律も変わっています。
手を出す代わりに、
たまには自分の言いたいことを言い合ってみる
というのをおすすめします。
もちろん、言った瞬間は後悔しますし、相手からも言いたいことを言われるので、傷つくことを覚悟の上です。
でも、最初は後悔しても、あとから、その友達との関係は良いものに変わっている可能性が高いです。
それに、もしそれで離れるような友達なら、それまでの関係だったということです。
「たまには友達と言い合いのケンカをする」
心の片隅に置いておいてくださいね。
特に仲が悪くなったわけではないのなら、会話をするのは時々にしておく
うーん…。
別に特別仲が悪くなったわけではないから、ケンカのしようもないよ。またあの友達と、一緒に遊んだりしたいんだけどなぁ。
あー、なんかその感じ、わかります!
私も、小学校の時に仲良くしていた子が何人かいました。
同じ中学校に進学したのですが、特に理由もなく疎遠になってしまって、話さなくなってしまいましたね。
本当は喋りたかったのですけどね。
でもそういう時に、覚えておいてほしいことがあります。
無理して相手のほうまで行って話しかけようとしないこと。
話せるタイミングがあった時に話をしてみるのが一番スムーズです。
なぜなら、こちらから無理して話をしようとしても、もしかすると、相手のほうはあなたと話をする気分ではないかもしれないのです。
一番いいタイミングというのは、
- たまたま一緒の場所に居合わせた時
- その場にあなたと友達の二人しかいない時
これがベストなタイミングです。
二人以外に、違う人がそばにいたりすると、調子が狂ってしまうことでしょう。それは、あなたもそうだし、相手の友達も同じです。
調子が狂うというのは、今風に言うなら、
よく話をする友達とのノリと、しばらく話さなくて疎遠だった友達とのノリは違うものだから、調子が狂ってしまう、ということです。
できれば、お互いがよく話していた当時のノリで会話するために、二人っきりの時がいいですね。
私の場合の体験談をお話ししますね。
私には、小学校の時にずっと仲の良かった友達がいました。
その子の名は、B君。
B君とは親友だった、といっても過言ではありません。
毎日のように一緒に下校していたし、よく二人で遊んでいました。
ところが、お互いの関係が変化したのは、中学校に進学してからでした。
特別ケンカしたわけでもなく、ただなんとなく、お互いに話さなくなりました。
クラスが一緒ではなくなったことも原因です。
それに、B君はサッカー部に入部したので、学校から帰るのも遅かったです。
私も部活動をしていましたが、B君ほど遅くはなりませんでした。
お互いの環境が変わると、どんどん気持ちも離れていくんですよね。
私は、一人でいるほうが気楽だとは思いながらも、本当は寂しい気持ちもありました。
B君と久しぶりに話したいなと、何度か思いましたが、なかなか叶いませんでしたね。
★ ★ ★ ★ ★
そんなこんなで、中学三年の二学期になっていました。
ある時、学校まで一人で歩いて登校している時でした。
後ろから追いかけてきた人がいました。
B君でした。
なんと、B君から、私にいきなり声をかけてきてくれたのです。
思いもしなかったような、久々の会話でした。
B君は、どうやら、部活動の仲間とは話せないような悩みを抱えているようでした。
私はその話にあいづちを打ちながら話を聞き、あっという間に学校に到着。
学校までのその十数分の会話が、とても嬉しかったです。
登校する時間帯、二人だけで会話できる空間だったからこそ、久しぶりに会話できたんです。
なので、久しぶりに話したい相手との会話は、本当にタイミングが肝心なのだなと思います。
あの時、声をかけてきてくれたB君に感謝しています。
たまに会話をするから、会話が弾む、というのもありますよね。
毎日毎日顔を合わせなくても、時々会って話をするぐらいのほうが、良い友達関係を築ける場合もありますよ。
私のこの体験、ぜひ参考にされてください。
また、友達との人間関係について深く洞察されている本もありますので、ご紹介しておきます↓
「そもそも友達とは?」みたいなところから考え直すきっかけをくれる良書です。
読んでみることで、新たな発見を得られて、学校の人間関係がよりスムーズになるかもしれません。
また、参考までにこちらの本もご紹介しておきます↓
よろしければ読まれてみてくださいね。
いじめられている場合は、その芽を早く摘み取ってしまおう
ここだけの話、いじめられている時はどうすればよいでしょうか…。
もしこれを読まれているあなたが今、いじめに遭っていて、人間関係をうまく築くことができないなら、
すぐに学校の先生に、「いじめを受けて悩んでいる」と相談しましょう。
こういうのは、1分1秒でも、対応が早いほうがいいのです。
一番いいのは、いじめに発展する前に、そのいじめにつながる芽を摘み取ってしまうことですね。
具体的には、
- 身体的なことなどで、繰り返しからかう
- 何かができない、ということで、繰り返しからかう
いじめられている本人(あなた)が、
「これはただからかわれているだけ」
と思っていても、それがエスカレートする場合があるので、そこは注意を払っておいてくださいね。
そして、
「なんとなく、このからかいはしつこいな」
そう思った時は、
先生にそれとなく相談しましょう。
先生に一声かけるだけで、その「いじめ問題」に対する心の負担を軽くすることができます。
先生も、その問題について一緒に背負ってくれるのです。
でも、先生に相談することで、友達をなくしてしまわないかな。
その心配はいりません。
先生にいじめに関する相談をすることで、離れていく友達なら、初めからその人は友達ではないのです。
むしろ、離れてもらうぐらいが、あなたにとってはちょうどいいのです。
その代わりに、あなたを好意的に思ってくれる人が、きっと現れます。
このいじめ問題については、私自身も経験しているので、参考までにお聞きください。
私がいじめられたのは中学一年の二学期あたりだったと思います。
私は剣道部に所属していました。
入部した当時、私は中3のキャプテンに好かれ、その先輩によく声をかけられていました。
その先輩、ちょっとヤンキーでした。
かわいがってもらえて、私は嬉しかったです。
ですが、中3の先輩というのは、だいたい一学期が終わるあたりで部活動を引退します。
さて、そこからが大変でした。
中3の先輩たちが卒業するやいなや、中2の先輩たちが私に辛く当たってきたのでした。
「かわいがってもらえて、いい気になるなよ」
そんな風には言いませんでしたが、つまりはそういうことだったと思います。
最初は、剣道の防具のネームプレートが捨てられるところから始まりました。
そのあたりから、いわゆるいじめはもう始まっていたのですが、私は見ないふりをしていたんですね。
それが、中2の先輩からすると余計に面白くなかったようです。
ある日の部活動のこと。
いつものように、面の打ち合い、小手の打ち合いをするのですが、先輩が皆、様子がおかしいのです。
防具で覆っていない後頭部を狙うように面を打たれたり、小手のグローブをはめていない部分を思いっきり竹刀で叩かれたり、完全に暴力をふるわれたのでした。
今そんなことがあったら、大問題ですよね。
私は思わずうめいて、弱虫だったこともあり、泣いてしまいました…。
今のメンタルなら、思いっきりやり返したかもしれませんが…。
ともかく私は泣いてしまい、その泣いているところをさらにどつかれて、「こんなことくらいで泣くな!」と罵られました。
すごく悔しかったです。
私は、腕があまりにも腫れていたので、そのまま保健室に行きました。
保健の先生が、担任の先生や、部活動の顧問の先生に連絡をしてくださいました。
(顧問の先生、よく不在にしていたので、部活動も野放しだったんです)
そこからは、先生方がみな動いてくださり、先輩が謝りに来ました。
先生に言われたから来ているんだな、というのは、感覚で分かりましたが。
それでも、それ以降は、いじめが収まりました。
この話、後日談があります。
数日後、私をかわいがってくれていたあの中3の先輩が、私に声をかけてくださいました。
「お前、やられたんか?」
「…はい」
「誰や? あいつらか。…よし、わかった」
それだけ言って、中3の先輩は、中2の先輩のいるほうへと向かっていきました。
たぶん、その後、中2の先輩はボコボコにされたことと思います…。
今のご時世だと、そんなことはないでしょうが、当時はまあ、そんな感じでしたね。
いじめ問題は、とにかく、他の人の助けを求めること、これに尽きます。
第三者が入った方が、話が早いですから。
とにもかくにも、いじめにつながるような芽は、早めに摘み取りましょう。
先生が無理なら、ご両親に相談してみるのでもいいです。
もし相談する相手が身近にいない場合は、下記の公的機関を利用しましょう。
厚生労働省・相談窓口はこちら
電話で話すこともできるし、SNSで話すこともできます。
いじめ問題は、こじれる前に、早い段階で、大人に相談してしまうのが、解決の一番の早道です。
【先生との関係の改善方法】学校に行きたくない中学生へ
続いて、先生との人間関係を改善する方法について考えてみました。
相手は先生だから、生徒は我慢するしかないんですよね…。
はい、確かに、先生に言われたことに我慢して従うことも、時には必要だと思います。
ですが、ここで少し視点を変えてみます。
結論から言うと、先生との人間関係をうまくする方法は、意外と簡単です。
それは、
優等生の子が先生とどう接しているかを見て、真似をしてみる
です。
というのも、優等生の子は、先生に好かれている可能性が高いからです。
特に中学校は、規律を重視している部分が大きいので、優等生の子は先生に重宝されます。
そんな優等生の子がなぜ先生に好かれているのか、観察してみましょう。
きっと、何か見えてくるはずです。
以下、いくつか具体例をあげてみます。
- 授業中にノートをきっちりとってほしい先生なら、ノートまとめをしっかりする
- 授業中に先生の話を聴くことに集中してほしい先生なら、ノート後回しで、先生の話を聴く
- 先生に注意されたら素直に謝り、行いを正す
- 誰もやりたがらないことを決める時に、自分から名乗り出る
これだけ書いてみただけでも、優等生の子が先生に好かれるのも無理はないと思いませんか?
もちろん、全部やろうとすると大変ですので、無理しない範囲でマネしてみるといいですね。
いやー、でも、これって、優等生のキャラだから好感度が上がっているだけなんじゃない?
まあ、確かにその見方もありますね。
でも、もし先生が優等生キャラが好きだったとするなら、先生は優等生キャラのどんなところが気に入っていると思いますか?
その答えは一言で言うなら、
素直であること
これに尽きます。
勉強ができる子だから先生に好かれるわけではありません。
スポーツができる子だから先生がえこひいきするわけでもありません。
「自分が自分らしくありつつ、間違いを指摘されたら素直に聞き入れること」
是非、このことを意識してみてください。
先生に好かれるかどうかはともかく、先生との関係は悪い方向にはいかないはずです。
【親子関係の改善方法】学校に行きたくない中学生へ
それでは、親子関係について考えてみましょう。
中学生が学校に行きたくないと思ってしまう要因のなかに、親子関係は含まれているでしょうか?
その答えは、YESです。
親の期待という荷物は、おろしてしまってかまわない
優しい人ほど、親の期待に応えてしまいます。
その期待は、勉強の成績でしょうか?
進学先の偏差値でしょうか?
それとも、部活動での成績でしょうか?
もしそのことが原因で学校に行きたくない状況に陥っているのなら、
まずは、その親の期待という荷物をおろしてみませんか?
いやいや、そんなに簡単に、親の期待を裏切るなんてできないですよ。
親の期待に応えてもいいとは思うのですが、そうこうしているうちに人生終わってしまいます!
親の言うことに対して、あなたが「確かにそうだな」と納得しているなら話は別です。
あなたが納得しているのであれば、むしろ親の期待は力になるはずです。
ですが、もしあなたの気持ちが、親の期待とは違う方向に向いているのなら、親の期待は荷物になりますよね。
是非、今一度、自分の心に問いかけてみてください。
親との価値観が合わないと感じるなら、親の話は話半分に聞いて、聞き流そう
価値観が違って居心地の悪い他人なら、離れておけばすむけれど、相手が親だったら、離れようにも離れられないよね。
その答えは、
親の話は「うんうん」とうなずいて、そして適当に聞き流すこと
です。
私は、学生の時はよく親の言うことに反発していました。
ですが、反発しても反発しても、結局、意見をすり合わせることができませんでした。
いくら親だからといっても、親は親、子は子で、それぞれ価値観が違うわけです。
親にいくら反発したところで、そこからは何も生まれない可能性は大です。
適当に、「ふんふん」と聞いて、聞き流しておきましょう。
親もそれで満足します。
また、あなたの方も、もし親の言うことも一理あると思ったら、きっとその言葉は心に残るはずです。
その心に残った親の言葉だけを、胸にしまっておきましょう。
そして、
親子関係がほどよい距離感を保てるようになったら、家という場所が居心地よくなります。
家の居心地がよくなると、学校と家との間に、緊張と緩和のほどよいバランスが生まれます。
ああそっか、学校だけじゃなくて家の居心地をよくすることも、学校生活に関係してくるんだね。
親の方も、こちらが適当に聞くだけでも、安堵するものです。
「親の言うことは話半分に聞いて、聞き流す」
この柔軟な姿勢を身につけておくと、学校生活も、家庭での生活も生きやすくなるので、おすすめです。
まとめ:学校へ行きたくない中学生に贈る人間関係の改善方法
それでは、おさらいします。
<友達関係の改善方法>
- 関係がこじれたら、「その友達と一緒にいて、今まで居心地がよかったのかどうか」を考えよう
- 腹が立ったら、いっそのこと友達とケンカをしてもいい
- 特に仲が悪くなったわけではないのなら、会話をするのは時々にしておく
- いじめられている場合は、その芽を早く摘み取ってしまおう
<先生との関係の改善方法>
- 優等生の子が先生とどう接しているかを見て、真似をしてみる
- 自分が自分らしくありつつ、間違いを指摘されたら素直に聞き入れる
<親子関係の改善方法>
- 親の期待という荷物は、おろしてしまってかまわない
- 親の言うことは話半分に聞いて、聞き流す
人間関係のなかを常にうまく立ち回るのは、なかなか難しいことだと思います。
私の場合は、社会人になってから、たびたび上司との関係に苦しみました。
会社での上司との関係は、私の場合は、学校でいうところの、親との関係に似ていました。
私は、上司の期待に応えようとして、また、上司の価値観に自分を合わせようとした結果、自分自身を苦しめてしまっていました。
上記の改善方法のなかに、私は書きました。
「自分が自分らしくありつつ」
これは本当に大事です。
自分らしくありつつ、周りの人との関係をよくしていくことで、学校生活は楽しいものになっていくと思います。
皆様が、学校生活において、自分の人生の主人公でいられることを願っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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