外走っている人とか見るけど、何が楽しくてあんなことしているのか、僕には全然わからない。マラソンとか、何がそんなに楽しいの?
今回は、そんな素朴な疑問に答えようと思います。
こんにちは、マラソンが趣味のアオイソラです。
なんであんなに辛そうなことを趣味にできるのかわからないんですよ。
走ることに興味がない人や、あるいはマラソン大会に出たことがない人にとってみれば、外を走っているランナーが「ちょっと変わった人」に見えるのかもしれませんね。
そこで、一体なぜランナーはあんなに走っているのか、についてお話ししたいと思います。
私も一人のランナーなので、こういう理由で走っているんですよ、という情報を提供できればと思います。
- 単純に身体を動かすと気持ちがいいから(ストレス発散のため)
- ダイエットになるから
- 筋肉がつき、疲れにくい身体になるから
- たとえ運動神経が悪くても一定の成果は出せるから
- 自分に自信がつくから
- 誰かを見返してやりたい思いがある時、その思いを消化できるから
- マラソンの記録を追うことが楽しいから
- 後からお腹いっぱい食べるための免罪符になるから
- フルマラソンを完走した時のあの感動が忘れられないから
- 大会に出た時の参加賞や完走メダルを誇りに思えるから
- マラソン大会のイベント会場が楽しくて、また参加したいから
- 応援してもらえる喜び・応援する喜びを知っているから
これは私が感じている「走る理由」です。
ランナーの方々なら、共感して頂ける部分は多いのではないかと思います。
普段走ったりしない方が、これを読まれて、「走ってみようかな」と思って頂けたら嬉しいです。
それでは、ご覧ください。
目次
- 1 マラソンの一体何がそんなに楽しいのか?ハマってしまう理由をお伝えします
- 1.1 1、単純に身体を動かすと気持ちがいいから(ストレス発散のため)
- 1.2 2、ダイエットになるから
- 1.3 3、筋肉がつき、疲れにくい身体になるから
- 1.4 4、たとえ運動神経が悪くても一定の成果は出せるから
- 1.5 5、自分に自信がつくから
- 1.6 6、誰かを見返してやりたい思いがある時、その思いを消化できるから
- 1.7 7、マラソンの記録を追うことが楽しいから
- 1.8 8、後からお腹いっぱい食べるための免罪符になるから
- 1.9 9、フルマラソンを完走した時のあの感動が忘れられないから
- 1.10 10、大会に出た時の参加賞や完走メダルを誇りに思えるから
- 1.11 11、マラソン大会のイベント会場が楽しくて、また参加したいから
- 1.12 12、応援してもらえる喜び・応援する喜びを知っているから
- 2 まとめ:マラソンの一体何がそんなに楽しいのか?ハマってしまう理由
マラソンの一体何がそんなに楽しいのか?ハマってしまう理由をお伝えします
1、単純に身体を動かすと気持ちがいいから(ストレス発散のため)
走る理由として一番分かりやすいのが、
身体を動かすと気持ちがいいから
ということです。
これは理解されやすい理由ですよね。
特に、有酸素運動を30分くらいすると気持ちがスッキリしますからね。
言いたいことは理解できるんだけど、でも、なんか辛そうにも見えるんだよね。実際しんどいんじゃないの?
辛そうな顔をしていても走っているランナーの方には、それとはまた別の走る理由があるのだと思います。
次の項以降の話になります。
2、ダイエットになるから
マラソンをしている人の最初のきっかけに、「ダイエット」というのがあります。
最初はダイエットが目的で走り始めた、というランナーさんは意外と多いです。
そしていつの間にか、マラソンにハマり出したというわけです。
実際、マラソンの練習はダイエットには最適です。
コツコツと無理なく走っているだけでも、確実に痩せます。
ダイエットに関する記事はこちらをご覧ください。
3、筋肉がつき、疲れにくい身体になるから
でも、そんなに辛い思いまでして痩せたいのかな。しんどいし、長続きしないと思うんだけど…。
これは続けて走ってみないと分からない部分かもしれませんが、
コツコツとランニングをしていると、いつしか身体は丈夫になります。
走る筋肉だけではなく、心臓が鍛えられるせいか、疲れにくい身体が出来上がります。
疲れにくい身体になると、走ることが苦じゃなくなります。
継続して走っているから、また走れる、っていう好循環なんだね。
変な話ですが、マラソンの練習を長続きさせるコツは、コツコツと走ることなんです。
誰でもできる?
はい、健康な足があれば、走ることはできます。
4、たとえ運動神経が悪くても一定の成果は出せるから
マラソンのいいところは、たとえ運動神経が悪くても、継続して練習していたら、一定の成果は出せるということです。
ここで重要なのは、他人と比べるのではなく、過去の自分自身と比べることです。
「走り始めた時には5キロ走っただけで疲れていたのに、いつの間にか10キロも走れるようになった!」
ということは、運動神経がないという方でも可能です。
私も、マラソンを趣味にして偉そうな顔をしていますが、運動神経は悪いほうです…。特に球技は苦手…。
確かにランニングフォームを身につけることに技術は必要かもしれませんが、ある程度なら、そんなこと度外視して走っていれば、走る体力がつきます。
昨日の自分よりも今日の自分が成長しているのがダイレクトにわかる。
マラソンはそんなスポーツだと思っています。
5、自分に自信がつくから
マラソンの練習で、コツコツと走っていると、だんだん自分に自信がつきます。
「自分でもここまでやれるんだ!」
と、新しい自分を発見することができるのです。
私の場合は、そこまで自分の成長を感じ取れたスポーツは初めてでした。
もちろん、人によってスポーツの好みはあると思います。
ただ、先の項でもお伝えしたように、「私は運動神経があんまりよくなくて…」という人でも始められるのが、マラソンのいいところです。
スポーツが苦手だという人でも、マラソンを通して自信をつけられるのですから、本当に魅力的なスポーツなのです。
6、誰かを見返してやりたい思いがある時、その思いを消化できるから
たとえば学校や会社などで、嫌なことや悔しいことがあった時、軽くでも外を走りに行くと、気持ちがさっぱりします。
家のなかで、誰かから言われた嫌なことをずっと思い返しているぐらいなら、外を走りに行ったほうが、よっぽど健康です。
心のモヤモヤは、走ってスッキリさせることができるんです!
7、マラソンの記録を追うことが楽しいから
最初は軽い気持ちで始めたランニングでも、だんだん慣れてくると、一回に走る距離が長くなってきます。
そのぐらいになってくると、もう走ることがクセになっているぐらいです。
しんどくはならないんですか?
もちろん、しんどい時はしんどいですよ。あまりにもしんどかったら休むようにはしています。
もう走るのやめようかな、ってならないんですか?
やめようかな、ってなることも一杯ありますよ。
もう走りたくない、って思っても、走らなかったら気持ち悪いんですよね、体も、心も。
それに、何がそこまでランナーを走らせているのかというと、その一つには、
自分なりの新記録を出したい!
というのがあるんです。
つまりは目標です。
目標は人によってさまざまですが、たとえば、
- 月にこれだけの距離を走りたい
- 一回に走る距離を○キロまで伸ばしたい
- 今度の大会で自己ベストを出したい
といったようなことです。
目標を追いかけるのって、夢中になれます。
「辛いけど走る」というよりも、「辛さは目標までのプロセス」という考え方で走っているように思います。
それだけ、自分なりに定めた記録を追いかけるのは楽しいんです。
8、後からお腹いっぱい食べるための免罪符になるから
たくさん走るとカロリーを消費します。
なので、走った後はたくさん食べることになります。
たくさん走ったから、たくさん食べていい、という、心の余裕ができます。
走ることが、たくさん食べることの免罪符になるんですね。
もちろん、栄養のバランスや、安全な食材のことは気にかける必要はありますよ。
食べるために、走る、という考え方でランニングをする時もあります。
やはり、身体を動かすことは、食欲にも影響しているので、人間の基本の部分なのだと思います。
9、フルマラソンを完走した時のあの感動が忘れられないから
普段から走っている人のなかには、フルマラソンを経験した人もいると思います。
フルマラソンを完走した時の喜び・感動は、普段なかなか味わえません。
特に、初めてフルマラソンを走り切った時の喜びは格別なものです。
あの時の感動が忘れられなくて、また経験したくて、だからまた走り出すランナーは多いと思います。
かく言う私もその一人です。
「走り切った!」という感動は、自分の財産になるし、自信につながります。
経験は宝です。
10、大会に出た時の参加賞や完走メダルを誇りに思えるから
大会に出ると、走る以外になにかいいことあるの?
私の場合は、完走メダルがもらえることが嬉しいです。
普段、プロ選手でもない一般の社会人生活を送っていると、なかなかメダルをもらえるなんていうことはありません。
フルマラソン大会では、完走した人に対して、ボランティアの方々がメダルを首にかけてくださいます。
ボランティアの方の温かい気持ちに、本当に感謝です。いつもありがとうございます。
ちなみに、私がこれまでに参加した大会のメダル達です。
コロナの影響で、マラソン大会が中止になってしまっていることもあり、オンラインマラソンの参加で頂いたメダルなども一緒に並べています。
こういうのをたまに見ると、
「あー、あの時も頑張っていたなー」
と、懐かしく思い返したりして、そんな自分を誇りに思えるんです。
自己肯定感を高められるので、そういう意味ではやはり、マラソンはやめられないなってなるんです。
11、マラソン大会のイベント会場が楽しくて、また参加したいから
大会前日に受付会場に行くと、たくさんの催し物をしていたりします。
普段変えないようなシューズやランニンググッズが、そこでは置かれていたりします。
マラソン前日なので、そんなにたくさんうろつけないのですが、それでも、手軽に見られるイベントも多いです。
こちらは、2019年の神戸マラソンでのブース風景です↓
↑これは会場の入口付近ですね。
この頃はコロナ前だったんですね…。しんみり…。
ここから経路を歩いていくと、商品の販売をしていたり、イベントをしていたり、屋台が出ていたりします。
屋台といえば、大阪マラソンの屋台は本当に魅力的でした↓
↑2018年の大阪マラソン前日の受付会場です。
本当にどれも魅力的な食べ物ばかりでした!また行きたいなあ…。
フルマラソンのイベント会場は、お祭りみたいなものですね。
また参加したい、という思いで走る練習をする人もいると思います。
12、応援してもらえる喜び・応援する喜びを知っているから
でもさ、一人で大会に参加して、さびしくはないですか?
まあ、寂しさが全くないといえば嘘になりますね、私も人間ですから(笑)
でも、一人でフルマラソンの大会に参加していると、そこには出会いもあります。
昔、加古川マラソンに参加した時なんかは、最後の3キロあたりで、松野明美さん風の女性が、なんと私の横を並走して走ってくださったんです。
向かい風がとてつもなく強くて、本当にくじけそうになっていた時でした。
隣りで、私服を着た、その松野明美さん風の女性が横を走りながら、
「きついよねー!後ちょっとだからね!がんばろうね!あと少しだよ!」
と、励ましながら並走してくれたのです。
その時は残念ながら、目標としていたタイムには届きませんでした。
でも、あの時励ましてもらえたことが心にいつまでも残っています。
見ず知らずの人が、応援してくださるなんていう経験は、なかなかできるものではないです。
ランナーを続けている人は、応援されたい気持ちがあるのかもしれません。
ランナーの自分が言うのも恥ずかしいのですが、それだけ、ランナーを続ける人は頑張り屋なのかもしれません。
また、応援された体験をすると、今度は自分も応援したくなります。
昔は、マラソンや駅伝のテレビ中継を見ても、一体何がそんなに楽しいのだろうと思っていました。
ただ走っているだけの姿を見て、何が楽しいんだろう?面白いんだろう?って。
でも、マラソンをすると、そこに向かい風があったり、個人的な辛さがあったりして、それでも走ろうとする人の気持ちが理解できるようになります。
そうすると、今度は、テレビで走っている人を見た時に、つい応援したくなるのです。
見ず知らずの人と、辛さや楽しさ・感動を分かち合えるって、素晴らしいと思います。
あの感動があるから、ランナーはまた走るのだと思っています。
まとめ:マラソンの一体何がそんなに楽しいのか?ハマってしまう理由
それでは、まとめです。
- 単純に身体を動かすと気持ちがいいから(ストレス発散のため)
- ダイエットになるから
- 筋肉がつき、疲れにくい身体になるから
- たとえ運動神経が悪くても一定の成果は出せるから
- 自分に自信がつくから
- 誰かを見返してやりたい思いがある時、その思いを消化できるから
- マラソンの記録を追うことが楽しいから
- 後からお腹いっぱい食べるための免罪符になるから
- フルマラソンを完走した時のあの感動が忘れられないから
- 大会に出た時の参加賞や完走メダルを誇りに思えるから
- マラソン大会のイベント会場が楽しくて、また参加したいから
- 応援してもらえる喜び・応援する喜びを知っているから
いかがでしたでしょうか。
ランナーがマラソンにハマってしまう理由は、こんなにもあるのです。
一方では、
「個人の趣味のために交通規制までして、迷惑だ!」
という意見もあります。
その視点も、私は理解できます。
現に、そう思っていた頃もありました。
ただ、マラソンの喜びは、マラソンでしか味わえないものです。
マラソンをする人も、マラソンをしない人も、趣味嗜好は違っても、同じ人間です。
マラソンに、かけがえのない喜びがあるということを、少しでも多くの方に理解頂けたら嬉しいです。
マラソンに限らず、人が気持ちよく生活をするのに必要なのは、助け合うことだと思います。
マラソンランナーは、大会当日に、ボランティアの方々に助けて頂き、また、交通規制をして頂くことで、その土地の方々のご協力を得て、走ることができています。
なので、逆にマラソンランナーも、走ることやマラソン大会を通じて、誰かを助けることができれば、そこで助け合いが生まれると思います。
実際、大会によっては、チャリティーグッズを販売されていたりしますよね。
「この大会を開催することで、これだけの支援ができます」
ということを、大会の運営の方が、もっと前面に打ち出して下されば、より大会の意義は高まるような気がしています。
地元の特産品をもっとアピールして頂けると、活性化につながるのかなと思ったりします。
以前、オンラインですが、いわて盛岡シティマラソンに参加したのですが、地元の特産品を知ることができて、あれは本当にいい大会でした!
詳しくは下記の記事をご参照ください↓
マラソンって本当に魅力的なスポーツなんです。
この魅力が伝わっていたら嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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